FRI(第1週)
21:00-21:30

主催:山形大学、エフエム山形
後援:山形県教育委員会

栗山 恭直
(山形大学理学部教授)
大屋 香里
(エフエム山形アナウンサー)
県内の中学生を対象に、最新の科学をわかりやすい実験を通じて紹介! サイエンスマジックを体感することで、科学への関心を高めるきっかけを作っていきます!
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    実験の模様や生徒達の感想をお届けします。
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    中学校の「今」を紹介!学校の特徴、生徒達の間で流行していること、人気の生徒・先生、話題の部活動や取り組みを生徒達にインタビュー!学校の知られざる一面がわかるかも?
2017.02.22.Wed

「山大★サイエンスらぼ」米沢六中編

2017年1月19日訪問

今回の出演校は、米沢市立第六中学校。実験に参加してくれたのは2年1組のみなさんです。
実験のテーマは「液体窒素とドライアイス~低温の世界」。-196℃という低温の世界で、様々な物質がどんな変化をみせるのか体感しましょう!それではLet’s Challenge(^^♪



各テーブルに用意された液体窒素。もくもくと煙が溢れてくる容器にみんな興味津々で、手をかざしてみたりにおいを嗅いでみたり。でも気を付けて!!液体窒素は-196℃。ほとんどが水分でできている人間の体は簡単に凍ってしまいます。取扱いに注意!という先生の説明を受けて、実験スタートです。

まずは、液体窒素の中に膨らませた風船を入れてみました。
すると風船は「シュワシュワ~」と音を立てて、どんどん小さくなっていきます。これは、風船の中にある空気(呼気)が液体窒素で冷やされて体積が小さくなったため。どんどんしぼんでいって、最後にはシワシワのゴムの塊になってしまいました。ではこれを容器から出すとどうなるでしょう?今度は「シュルシュル~」と音を立てて、勢いよく膨らんでいきました。これは風船の中の空気(呼気)が温まって、体積が大きくなったために起きたこと。ものの数秒で、もとの大きさに戻りました。



次に、輪ゴムを入れてみます。すると…入れた形のままカチンコチンに固まってしまいました!まるで素揚げされたみたい(笑)もちろん伸びるはずもなく、机に当てると「コンコン」と音が出ます。これも常温に置いておくと、すぐに元の柔らかい状態になりました。
ポンポンと弾むゴムボールも同じように冷やすと…ゴムはあっという間に固まり、さらに中の空気が冷やされたことで体積が小さくなってベコベコに!ハンマーで叩くと粉々になってしまいました。



今度は、気体を冷やしてみます。酸素を冷やすと・・・なんと!液体に!しかも!色が青い!さらに!磁力をおびた!次は二酸化炭素。これは個体…というかドライアイスに!そう、よくテレビなどで見るドライアイスは、二酸化炭素が凍った状態だったんですね!

他にも、豆電球を繋いだ回路を作って、ニクロム線、乾電池それぞれを液体窒素に入れた時の反応を確認。ニクロム線で繋いだだけの回路では豆電球は点灯しませんでしたが、その状態でニクロム線の一部を液体窒素に入れてみると、豆電球は点灯しました。これは、ニクロム線が冷やされたことで、電子がスムーズに流れるようになったため。一方、乾電池そのものを直接液体窒素に入れてみると、今度は豆電球が消えてしまいました。これは、乾電池の中の電子が逆に滞ってしまったためです。ちょっと難しい内容でしたが、実際に豆電球が点いたり消えたりした様子を目の当たりにして、目に見えない電子の流れを感じることができました。

普段触れることのない-196℃の世界、形や性質の変化に終始驚きっぱなしで、あっという間に実験終了!今回は取扱いに注意が必要な実験でしたが、みんな丁寧に、真剣に取り組んでいて、栗山先生が言ったことや実験の結果、感想を積極的にノートをに書く姿も印象的でした。これからもたくさんのチャレンジを通して、色んなこと素直に驚ける自由な心を育んでいってほしいと思います。


最後に、おまけで、マシュマロを液体窒素に入れるとどうなるか実験しました!校長の金沢先生が代表で試食。生徒たちの羨ましそうな視線を横目にマシュマロを口の中に入れた瞬間・・・「サクッ!」と、普通のマシュマロでは絶対にしない音が!!!これには金沢先生も生徒たちもびっくりでしたね★


 

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