「緑の宝」の今年度の放送も残り2回となりました。
緑の宝が終わると夏が終わるなぁとしみじみ思う番組スタッフです。
さて、9回目の今回は「上山温泉型クアオルト事業」をご紹介しました。
上山市では、2008年(平成20年)から気候の力を活用して野山や傾斜地を歩くことで運動の効果を高める「ドイツ式気候性地形療法」というウォーキングを採用し、野山や森林の中にコースを設定。ほぼ毎日、ウォーキングを企画して日本一のクアオルトを目指しています。
ウォーキングのコースは全部で8コースあるのですが、今回はその中から蔵王高原坊平コースを体験してきました。
案内していただいたのは、上山市市政戦略課クアオルト推進室の佐々木慶室長(右)と専任ガイド・蔵王テラポイトの大沼邦充さん(左)です。
ウォーキングの前は、みんなで準備運動をします。早速歩くと、森の中にこんもりと土が盛られている場所がありました。ここは昔、軍馬を放牧していた時に外に逃げ出さないようにしていたばしょ。歴史に触れることができるのもウォーキングの楽しさの一つです。
ウォーキングコースの途中には、ところどころに脈拍を測る場所があります。無理せず・安全にがクアオルトウォーキングのテーマ。自分のカラダを確認しながら体験できます。
蔵王高原坊平コースの終着点の「お清水」の森。森の中央には湧き水と池があり、蔵王に降った雪、雨を水源に絶えることなく注いでいます。水温は年間一定の7~8度で、歩いて火照った体を一気に冷やしてくれます。
このお清水の近くには『ねじれ杉』という幹がねじれている不思議なスギがあります。パワースポット!!
大沼さんを始め、親切なガイドの皆さんが森についての様々なことを教えてください。温泉と一緒に是非体験してみてください。
上山温泉型クアオルト事業について→https://www.city.kaminoyama.yamagata.jp/site/kurort/kuaoruto-top.html