3月11日。
東日本大震災から8年が経つこの日、
リズムステーションで、新しい防災番組がスタートします。
「こちら!ソナエル相談所」
ラジオの中にあるこの相談所には、地震や火山噴火・土砂災害といった自然災害、
気象現象による災害や、国家を揺るがす非常事態など、
あらゆる災害に関する疑問や困り事が寄せられます。
災害に関して3つの「備える」、【 物 】【 知識 】【 心 】をキーワードに、
いざ災害が起こった時、どんな行動が命をつなぐのか、どんな準備が役立つのか、
ソナエル相談所・所長の岩崎敬が、身近なことからできる「備え」を紹介していきます。
私たちは、実は、「まさか自分が被災するとは思っていなかった」なんて、
誰も言えない国に住んでいます。
地震を引き起こす活断層は、日本の下におよそ2000層以上。
東日本大震災以降も全国各地で大きな地震が発生し、
今や日本で大地震を経験していない地域はありません。
台風は年間平均26個も来ていて、昨年は統計史上初となる、
5日連続で台風が発生したというニュースは記憶に新しいでしょう。
また、異常気象による自然災害は毎年のように起きています。
昨年8月の集中豪雨で戸沢村は大変な被害を受けました。
近年、火山活動も顕著に見られ、
活火山に囲まれた山形県では、せめて最低限度の知識は持っていたいところです。
天災は止められませんが、日頃から防災・減災について考え、備えることで、
いざ災害が発生した時に、被害を最小限に防いだり、困難な状況を乗り切ることは
出来ます。「備える」ことは、命や生活を「守る」ことにも繋がるのです。
この番組が、「備える」ことを当たり前の日常にしていく一助になれば幸いです。
ソナエル相談所 所長 岩崎 敬